【 合同会社FIBS.life 公式コラム】スモールビジネスでも“戦略”が必要な理由とは?

「うちは小さい会社だから、戦略なんて大げさなことは考えていない」
スモールビジネスの現場では、よく聞く言葉です。
確かに、大企業のような分厚い戦略資料や複雑な計画は必要ありません。ただ一方で、「戦略がないまま動き続けること」が、結果的に遠回りになってしまうケースも少なくないのです。

今回は、スモールビジネスだからこそ必要なシンプルな“戦略の考え方”について整理してみます。

戦略=難しいもの、ではない

「戦略」という言葉に対して、どうしても難しそう、堅苦しそうなイメージを持つ方も多いと思います。」、
ですが、本質はとてもシンプルです。

「誰に」、
「何を」、
「どのように届けるのか」

この3つを、自分なりに言語化できているかどうか。これだけでも立派な戦略です。

むしろスモールビジネスの場合、ここが曖昧なまま進んでしまうと、「何でもやるけど、何者かわからない状態」になりがちです。

戦略がないと、判断がブレやすくなる

日々の事業運営では、細かい判断の連続です。

  • この依頼は受けるべきか
  • この価格で続けていいのか
  • 新しいことに手を出すべきか

戦略がない状態だと、その都度、感覚や勢いで決めてしまいがちです。その結果、方向性が少しずつズレていくこともあります。
一方で、「自分たちはこういう立ち位置でやっていく」という軸があると、判断が驚くほど楽になります。

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スモールビジネスだからこそ、選ばれる理由が必要

規模が小さいということは、人・時間・お金のリソースが限られているということでもあります。だからこそ、
“すべての人に好かれようとしない”
“できないことを無理に引き受けない”
こうした「選ばない判断」も重要です。

戦略とは、何をやらないかを決めることでもあります。
それが結果的に、「この分野ならここ」と思ってもらえる強みにつながっていきます。

小さく考えて、続けながら磨いていく

戦略は、一度決めたら終わりではありません。
実際にやってみて → 修正して → また試す
この繰り返しで、少しずつ精度が上がっていきます。

最初から完璧を目指す必要はありません。
むしろ、続けながら育てていくものだと考えた方が現実的です。

まとめ

スモールビジネスに必要な戦略は、難しいものでも、特別なものでもありません。

「誰に、何を、どう届けるのか」?
この軸を持っているかどうかが、日々の判断や、事業の安定感を大きく左右します。
小さく考えて、無理なく続けながら、自分たちなりの戦略を磨いていく。
それが、スモールビジネスを強くする近道ではないでしょうか。

この記事の監修・執筆
合同会社FIBS.life 代表
塩入孔志