【 合同会社FIBS.life 公式コラム】売上だけを追わない経営が、結果的に強い理由
事業をしていると、どうしても気になるのが「売上」です。
数字は分かりやすく、成果としても見えやすい。だからこそ、売上を追うこと自体は、決して悪いことではありません。
一方で、売上だけを指標にしてしまうと、事業が不安定になるケースも少なくありません。
今回は、「売上を追わない」という意味ではなく、売上だけに偏らない経営が、なぜ結果的に強くなるのかを考えてみます。
売上は“結果”であって、“目的”ではない
売上はとても大切な数字ですが、本来は「結果」であって、「目的」そのものではありません。
売上を目的にしてしまうと、
・無理な値下げ
・過剰なサービス提供
・続かない働き方
といった判断をしやすくなります。
一時的には数字が伸びても、その裏で疲弊や歪みが生まれてしまうことも多いのです。
数字に表れにくい要素が、事業を支えている
長く続いている事業、企業様を見ていると、共通して大切にしているものがあります。
- 顧客との信頼関係
- 社内やパートナーとの関係性
- 無理のないオペレーション
といった、一見すぐに数字には直結しないように思える要素ですが、これらが安定しているからこそ、結果として売上も積み上がっていくこととなることに気付きます。
売上を追わない=成長を止める、ではない
「売上を追わない」と聞くと、成長を諦めるような印象を持たれるかもしれません。ですが実際はその逆です。
- 続けられる価格設定
- 信頼を損なわない提案>
- 無理のないペース配分
こうした判断を積み重ねた結果、後から売上がついてくるケースは少なくありません。
短期的な最大化より、中長期での安定と積み上げを選ぶ。
それが、結果的に強い経営につながります。
「やらない判断」が事業を守る
売上だけを追っていると、本来やらなくてもいい仕事まで引き受けてしまいがちです。しかし、
・自分たちの強みと合わない
・長期的に負担が大きい
・信頼を損ねる可能性がある
こうした仕事を「やらない」と決めることも、立派な経営判断です。
事業を守るのは、売上を増やす判断だけではありません。
まとめ
売上は、事業を続けるうえで欠かせない要素です。
ただし、それだけを追いかけてしまうと、どこかで無理が生じてしまいます。
売上の背景にある、信頼・関係性・継続性。
それらを大切にする経営こそが、結果的に強く、長く続く事業をつくるのではないでしょうか。