【 合同会社FIBS.life 公式コラム】起業初期に多い判断ミスと、長く続く事業に共通する考え方
起業したばかりの頃は、「とにかく動かなきゃ」「早く結果を出さなきゃ」と、つい目の前のことに意識が向きがちです。
その勢い自体は悪くありません。
ただ、振り返ってみると「あのとき少し立ち止まって考えていれば…」と思う場面があるのも、また事実です。
本記事では、起業初期にありがちな判断ミスと、長く続いている事業に共通して見られる考え方について、少し肩の力を抜いてお話ししていきます。
起業初期に陥りやすい判断ミス
起業初期によく見られる判断ミスの一つは、
「全部自分でやろうとしてしまうこと」です。
営業、企画、広報、経理、事務...
気づけば一人で何役もこなしていて、本当に注力すべき部分に時間を使えなくなってしまうケースは少なくありません。
また、
- 目先の売上だけを追ってしまう
- 明確な基準を持たずに意思決定してしまう
- 周囲の意見に振り回されすぎてしまう
といったことも、起業初期には起こりがちです。
これらは失敗というより、経験がないからこそ起きる自然なつまずきだと言えるでしょう。
「今うまくいくか」より「続けられるか」を考える
短期的にうまくいく判断と、長く続く判断は、必ずしも一致しません。
たとえば、
- 無理な価格設定
- 過剰なサービス提供
- 自分やチームに負荷をかけすぎる働き方
これらは、一時的には評価されるかもしれませんが、続けていくうちにどこかで無理が出てきます。
長く続いている事業に共通しているのは、「このやり方を数年続けられるか?」という視点を判断の軸にしていることです。
迷ったときに立ち返る“判断の軸”を持つ
起業初期は、判断の連続です。
だからこそ、毎回ゼロから考えるのではなく、自分なりの判断基準を持っておくことが助けになります。たとえば、
- この選択は、自分たちの強みを活かしているか
- 誠実さを欠いていないか
- 長期的に信頼につながるか
こうしたシンプルな問いを持っているだけでも、迷ったときのブレは少なくなります。
判断のスピードよりも、判断の一貫性が事業の土台をつくっていきます。
事業は「派手さ」より「地味な継続」で育つ
起業すると、どうしても「大きく見せたい」「早く成長したい」という気持ちが出てきます。
ですが、長く続いている事業を見ていると、派手な成功よりも、地味な積み重ねを大切にしているケースがほとんどです。
- 小さな改善を続ける
- 顧客との関係を丁寧に築く
- 無理のないペースを守る
こうした姿勢は、すぐに数字には表れません。
それでも、気づいたときには「簡単には揺らがない事業」になっていることが多いのです。
まとめこれからの時代に求められる“信頼のかたち”
起業初期の判断ミスは、誰にでも起こり得ます。
大切なのは、失敗しないことではなく、そこから何を学び、次にどう活かすかです。
長く続く事業に共通しているのは、無理をしない判断、ブレない軸、そして地道な積み重ね。
焦らず、背伸びせず、「続けられるかどうか」を大切にしながら、一歩ずつ事業を育てていくことが、結果的に一番の近道なのかもしれません。